1920年(大正9年) 「海中調査と皆生温泉街の区画整理事業を開始」
有本松太郎氏が泉源の海中調査と、海岸砂地を一大温泉街へ開発する事業を
開始。
1921年(大正10年) 「皆生温泉土地株式会社」設立
5月28日、会社の設立総会が開催され、社長に有本松太郎氏が就任。
11月5日、第一号源泉竣工。
1922年(大正11年) 「温泉配給、土地賃貸営業開始、及び自動車運輸開始」
7月1日、旅館への温泉供給を正式に契約。同日、米子駅から車尾経由で皆
生温泉までの乗合自動車営業を開始。
(翌年、営業権を山陰タクシーに売却)
1923年(大正12年) 「公園温泉開業」
5月1日、公衆浴場の営業を開始(入浴料は大人5銭)。
1924年(大正13年) 「皆生温泉第一期工事落成」
2階建ての温泉配給タンクが完工し、同時に送湯管幹線を温泉街に敷設。
10月4~6日、第一期工事落成式および祝賀会。
1936年(昭和11年) 「温泉クラブ開業」
5月28日、大浴場・家族湯、食堂・売店、集会場・娯楽場、貸別荘を備え
た“温泉クラブ”開業。(入浴料は大人10銭)
また、創業以来初めて24時間配湯を実施。
1947年(昭和22年) 「直営公衆浴場開業」
温泉経営の使命から、新たに公衆浴場を建設(入浴料大人3円)。
1959年(昭和34年) 「皆生温泉ヘルスランド開館」
4月1日、鉄筋コンクリート3階建ての、当時の皆生温泉では初めてのビル建築
として開館。入湯料は大人100円。
1962年(昭和37年) 「社名変更」
5月、会社業務の実態が、従来の土地市街地経営から観光施設経営へ、その
比重が移行したため“皆生温泉観光株式会社”へ社名変更。
1963年(昭和38年) 「温泉集中コントロール装置完成」
温泉源保護のため、各所の泉源を中央で合理的にコントロールする泉源監視
装置を設置。これにより全泉源の温泉汲み上げ状況を瞬時に把握し、地下の
泉源の状況も把握が可能になった。
1964年(昭和39年) 「四条売店開業」
皆生温泉のメイン通りである四条通りに、温泉街の賑わいを増すためと土産
品購入促進を目的に土産店を開店。
1972年(昭和47年) 「皆生温泉開発五十周年記念祭」
温泉街の開発に着手して満51年となり、先人の偉業を讃えるために開催。
2000年(平成12年) 「おーゆ・ランド/ホテル開業」
7月5日、現在地に“おーゆ・ランド/ホテル”を開業し、事務所も移転。